東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻 母性看護学・助産学分野

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松崎政代助教の論文紹介

Matsuzaki M, Haruna M, Ota E, Murayama R, Murashima S.
Factors related to the continuation of employment during pregnancy among Japanese women. Jpn J Nurs Sci. 2011;8(2):153-162.
健康な妊婦530名を対象に、妊娠期の就労継続の支援方法を検討するため、妊娠期の就労形態と精神的健康度を含めたライフスタイルとの関連、妊娠期に退職する理由を明らかにしました.その結果、妊娠期に退職した妊婦は、主婦や就労妊婦に比較し、精神的健康度が低いことが明らかになりました.また、就労妊婦は、他の就労形態の妊婦に比べ、日中の休息の時間が有意に短い結果でした.他に、妊娠期に退職する理由には、つわりなどの妊娠期特有の身体症状や、立ち仕事などの労働環境、妊娠したら仕事はやめるつもりだったなどの妊娠と就労に関する本人の価値観であることが明らかになりました.

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