東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻 母性看護学・助産学分野

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当分野の研究は、妊娠から出産・産後というダイナミックに変化するプロセスに焦点を当て、生化学的、生理学的手法の他に、フィールドワークを用いて事象を解明し、支援方法を開発しています。
科学的エビデンスに基づくケアを実現するために、看護系では希少な実験環境を整え、研究知見を蓄積し、成果を発信できる人材の育成をしています。

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2026年度大学院説明会&分野別説明会について

健康科学・看護学専攻の入試説明会を以下の日程で開催予定です。

2025年4月19日(土)13:00~14:30

今年度の大学院説明会は、ハイブリット形式(現地&Zoomを用いたオンライン形式)で行います。

現地参加:東京大学本郷キャンパス 医学部教育研究棟 14階 鉄門記念講堂

 

全体説明会については、こちらをご覧ください。

申し込みはこちら(4月17日締切です)

専攻全体の説明会の後、母性看護学・助産学分野の説明会・相談会を行います。

 


<現地参加の方>

教室説明会の事前申し込みは必要ありません。全体説明会の後ご案内します。

15:00頃~ 教育研究棟 13階第8セミナー室
※全体説明会の時間によって、開始時間が前後する可能性があります。

 

<オンライン参加の方>

オンラインでの「分野別説明・相談会」の申込はこちらから事前申し込みをお願いします。

当日でも参加可能です。

※オンラインの方は健康科学・看護学専攻全体の説明会と(4/17申込〆切)、母性看護学・助産学分野の説明・相談会は別に申し込みが必要です。

* 専攻全体の説明会の後に、教員・現役学生による説明会を実施いたします。

* 試験科目については大学院医学系研究科のホームページを随時ご確認ください。

 

特別研究員のDr.Malshani Pathirathnaが浦和第一女子高校で講義しました!

2024年9月17日に当教室の特別研究員Dr.Malshani Pathirathnaが浦和第一女子高校に招待され、「スリランカにおける母親のライフスタイルと心理社会的要因が出生体重に与える影響について」の講義をしました。

総合的な探求の時間にSDGs「健康・福祉・衛生」について研究している生徒さんを対象にお話しし、英語であるものの、皆さん熱心に聞かれていました。

特に、低出生体重児の問題に関してはとても興味を示し、メモを取りながら聞かれている様子が印象的でした。

講義の最後には、代表の生徒さんから英語で感謝の言葉をいただき、とても有意義な時間となりました。

Comments from Dr. Malshani

It was a great experience for me to share the information  about my country and the research with the high school students in Japan.

講義の様子

Western Sydney University の助産学生と交流しました!

2024年7月1-13 日にオーストラリアのWestern Sydney University の Dr. Hazel Keedle, Dr. Elisha Stein先生と19人の助産学生がMidwifery Tourとして来日されました。

日本とオーストラリアの助産教育や助産システムについて各国の教員と学生が発表し、違いや特長を意見交換しました。災害助産とフリースタイル分娩のエキスパートである日本赤十字病院の中根直子先生によるご講義も一緒に受講しました。また、東大病院の産科病棟、八千代助産院、銀座の女性クリニックを見学させていただき、管理の違いを学びました。

水天宮のOBiの会の助産師さんのご協力のもと腹帯巻きの体験など日本特有の妊娠期ケアや文化についても経験し、充実した時間を過ごしました。

Tourの後半、オーストラリアメンバーは山形に移動し、山形大学の助産学生と共にアロマセラピーとマッサージの体験、超音波診断やフリースタイル分娩の介助などを演習を行いました。

オーストラリアには3-4%程度ですが男性の助産師もいるそうで、伝統的な文化への敬意や多様性への尊重を肌で感じ、とても刺激的な交流の機会になりました。

初日の集合写真 オーストラリアの先生と学生はツアーのために作成したお揃いTシャツを着ています。

オーストラリアの文化と助産ケアについて学生が発表しています。

中根先生のフリースタイル分娩のご講義を真剣にきいています。

 

 

 

 

PressList

修了生の岸野さんの論文がPublishされました!

Kishino, S., Yonezawa, K., Haruna, M., Usui, Y., Sasaki, S., Fujita, M., Matsuzaki, M., Sato, Y., Suetsugu, Y., Ohori, R., Tanaka, M., & Aoyama, S. (2025).

Relationship between maternal egg consumption during lactation and the risk of developing egg allergies in 12-month-old infants: A multicenter cohort study.

Japan journal of nursing science : JJNS, 22(1), e12631.

https://doi.org/10.1111/jjns.12631

大学院生の富田さんの論文がPublishされました!

Tomita, A., Tahara-Sasagawa, E., Yonezawa, K., Usui, Y., & Haruna, M. (2024).

Factors associated with breastfeeding rates at 1 month of age: Focusing on newborn feeding behaviours in a Japanese maternity hospital.

Journal of paediatrics and child health, 60(12), 852–858.

https://doi.org/10.1111/jpc.16691

 

米澤講師の論文がPublishされました!

Yonezawa, K., Higuchi, S., Shimizu, S., Minematsu, T., & Haruna, M. (2024).

Relationship Between Cytokines and Face Skin Symptoms in Newborns in Two Japanese Cities.

 Skin research and technology 30(10), e70098.

https://doi.org/10.1111/srt.70098