東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻 母性看護学・助産学分野

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About us

当分野の研究は、妊娠から出産・産後というダイナミックに変化するプロセスに焦点を当て、生化学的、生理学的手法の他に、フィールドワークを用いて事象を解明し、支援方法を開発しています。
科学的エビデンスに基づくケアを実現するために、看護系では希少な実験環境を整え、研究知見を蓄積し、成果を発信できる人材の育成をしています。

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特別研究員のDr.Malshani Pathirathnaが浦和第一女子高校で講義しました!

2024年9月17日に当教室の特別研究員Dr.Malshani Pathirathnaが浦和第一女子高校に招待され、「スリランカにおける母親のライフスタイルと心理社会的要因が出生体重に与える影響について」の講義をしました。

総合的な探求の時間にSDGs「健康・福祉・衛生」について研究している生徒さんを対象にお話しし、英語であるものの、皆さん熱心に聞かれていました。

特に、低出生体重児の問題に関してはとても興味を示し、メモを取りながら聞かれている様子が印象的でした。

講義の最後には、代表の生徒さんから英語で感謝の言葉をいただき、とても有意義な時間となりました。

Comments from Dr. Malshani

It was a great experience for me to share the information  about my country and the research with the high school students in Japan.

講義の様子

Western Sydney University の助産学生と交流しました!

2024年7月1-13 日にオーストラリアのWestern Sydney University の Dr. Hazel Keedle, Dr. Elisha Stein先生と19人の助産学生がMidwifery Tourとして来日されました。

日本とオーストラリアの助産教育や助産システムについて各国の教員と学生が発表し、違いや特長を意見交換しました。災害助産とフリースタイル分娩のエキスパートである日本赤十字病院の中根直子先生によるご講義も一緒に受講しました。また、東大病院の産科病棟、八千代助産院、銀座の女性クリニックを見学させていただき、管理の違いを学びました。

水天宮のOBiの会の助産師さんのご協力のもと腹帯巻きの体験など日本特有の妊娠期ケアや文化についても経験し、充実した時間を過ごしました。

Tourの後半、オーストラリアメンバーは山形に移動し、山形大学の助産学生と共にアロマセラピーとマッサージの体験、超音波診断やフリースタイル分娩の介助などを演習を行いました。

オーストラリアには3-4%程度ですが男性の助産師もいるそうで、伝統的な文化への敬意や多様性への尊重を肌で感じ、とても刺激的な交流の機会になりました。

初日の集合写真 オーストラリアの先生と学生はツアーのために作成したお揃いTシャツを着ています。

オーストラリアの文化と助産ケアについて学生が発表しています。

中根先生のフリースタイル分娩のご講義を真剣にきいています。

 

 

 

 

8/20 シフラの会のご案内

2024年8月20日に日本NICU家族会機構(JOIN)から講師の先生をお迎えして

第36回シフラの会「家族から見た医療従事者の関わり」を開催いたします。

ご参加を希望される方がいらっしゃれば、こちらからお申込みください。

 

開催日 2024年 8月 20日(火)

場所 東京大学医学部5号館

講 師

 有光威志 先生(日本NICU家族会機構代表理事/慶應義塾大学医学部小児科専門講師)

 ゴーウィンかおり 先生(日本NICU家族会機構理事)

タイトル 家族から見た医療従事者の関わり

 

勉強会お知らせ用チラシ

PressList

大学院生の富田さんの論文がPublishされました!

Aya Tomita, Emi Tahara-Sasagawa, Kaori Yonezawa, Yuriko Usui, Megumi Haruna (2024).

Factors associated with feeding behavior in the early neonatal period focusing on early skin-to-skin contact and epidural analgesia: A prospective observational study at a single hospital in Japan

Global Pediatrics, Volume 9, 100216.

https://doi.org/10.1016/j.gpeds.2024.100216

米澤講師の論文がPublishされました!

Shiroshita, Y., Yonezawa, K., Ota, E., & Ozawa, M. (2024).

Effects of automatic heel lancet on invasiveness in neonates: A systematic review and meta-analysis.

 Acta paediatrica (Oslo, Norway : 1992), 10.1111/apa.17268. Advance online publication.

https://doi-org.utokyo.idm.oclc.org/10.1111/apa.17268

修了生の戸瀬さんの論文がPublishされました!

戸瀬知実, 臼井由利子,米澤かおり,笹川恵美, 春名 めぐみ (2024).

多胎児家庭が産後に利用できるサービスの認知度と利用の関連要因

東京母性衛生学会誌, 40(1),18-26.